奥琵琶湖・山門水源の森に【ササユリとモリアオガエル】を訪ねて!

21日 奥琵琶湖の里山 「山門(やまかど)水源の森」へ行き、今は珍しい可憐に咲くササユリを観賞しました。主催は西浅井町で、案内役は「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の藤本さんです。
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集合はJR湖西線 永原駅。とても素敵な雰囲気のローカル駅です。
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この森一帯は林野庁の「日本水源の森100選」に選ばれています。ミズナラ・アカガシ・コナラ・アカマツ・スギ・ヒノキ林と温帯のブナ林が隣接している珍しい森です。でも林野庁は選ぶだけで費用支援はなく、滋賀県の所有ですが殆どがボランテイアの方々によって保全管理をされているそうです。その話しを聞くと皆さんの献身的な行動に頭が下がります。
特にこの森のササユリは人気があって、今回70人の定員に対して300名もの申し込みがあったそうです。
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まず入り口で靴裏の泥を水で流します。雑草の進入防止の為です。徹底してますね!5班に分かれて各ガイドがついてスタート。山の事、樹の話し、草花のこと、野生動物の話しなど、ユーモア付きのとても詳しい説明がありました。歩いてすぐ幸運にも‘モミジ葉イチゴ’を見つけ許可を得ていただきました。昔のイチゴの味です。
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暫くしてササユリが登場しましたが、1週間前がピークで殆どが種に変わっていました。ユリの花も種も鹿の大好物とのことで金網で完全防御です。でも一部がひっそりと可憐な姿を見せてくれました。
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ササユリは明るい森林や山地の草原に生育します。強い香りがあり、色は淡紅色、葉は厚く名前の由来になっているササに似ています。
特に香りは花の中でも一番です。その百合の中でもササユリの香りが最高です。山の中でもふんわりと風に乗ってやってきました。
ガイドの説明では、咲いた後に種が落ちて2年経ってやっと芽が出て、それから5年後に咲き始めるそうです。そして5年間咲いてその後は咲かなくなってしまいます。従い、順繰りに育てていかないと毎年綺麗な花が見られなくなってしまいます。家で植えるなんてとんでもない事のようです。
育てる上で大切なことは鹿やイノシシ対策以前に、雑草や雑木を刈り取って適当に太陽を入れることだそうです。また近くにリンドウが沢山ありました。10月中旬には満開になり楽しませてくれます。

285Mの中腹に湿原があります。写真は中央湿原です。
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湿原内の小さな樹にはどっさりとモリアオガエルが産み付けた卵がぶら下がっていました。遠くからは白い花が開花したようにも見えます。
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この中には200-300個もの卵が産み付けられています。
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モリアオガエルは普段は森にいて産卵の時にだけ湿原に来るそうです。可愛いモリアオガエルと対面したくて一生懸命探したのですが産み付けたらすぐ森に戻ってしまうそうで残念ながら見付かりませんでした。やむなくHPから借用しました。
樹の下には‘イモリ’が待ち構えていました。石亀とともに落ちてくる卵を貪欲に食べてしまいます。でもそうしないとモリアオガエルが大繁殖してしまい自然体系が崩れてしまいます。厳しい現実ですね。
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そこからは、アカマツやコナラ林を歩いて、516Mの山頂へ。頂上の手前は見事なブナ林です。推定150年もの大きなブナの樹もありました。ブナの紅葉は10月末で絶景だそうです。
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ガイドにこの山の一番いい時期は?と訊ねたら、4月中旬の椿(色の種類が多いそうです)・4月末の新緑・5月トキワイカリ草・6月ササユリ・10月中旬リンドウ・10月末ブナの紅葉・11月末 山全体の紅葉 などでどれも甲乙つけがたい。毎月来たらどうですかと言われてしまいました。ブナ林の紅葉は是非見たいですね。
今回は2000円の会費でしたが、入山のみは200円の協力金を払えば可能です。

他に興味のある発見(説明)もありました。
(ツチアケビ) 秋にはミニバナナ程度の大きさになって食べられるそうです。
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(ウラジロ)今の時期が一番綺麗な緑だそうです
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(ほう葉)いっぱいありました、先週、小浜でほう葉飯を食べましたよ!
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(松ぼっくり)1年目は赤い色だそうです。
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尚、JR永原駅からは山門水源の森までは徒歩約7KMで、定期バスはありません。徒歩若しくは数少ない町営巡回バスを利用するかいずれかです。
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